洗濯前の準備の仕方
洗濯は仕分け方に注意して、前処理しておくと非常に効果的です。
仕分ける際は①衣類の種類②汚れの程度③衣類の柄に注意して行います。
動物性繊維である毛、絹は弱アルカリ性洗剤、塩素系漂白剤、粉末酸素系漂白剤は使用できません。必ず陰干ししてください。
ポリウレタンは塩素系漂白剤、粉末酸素系漂白剤は使用できません。必ず陰干ししてください。ナイロンも陰干ししてください。
絵表示の見方についてご紹介します。
「弱」…弱水流又は弱い手洗い
「30」…30℃以下の水を使う
「中性」…中性洗剤を使用する
「ドライ」…ドライクリーニングできる
などがあります。
前処理しておくと汚れの落ちが全然違いますので、是非試してみたください。
えり、そで、泥汚れ…スプレータイプや塗布タイプの部分洗剤を汚れた部分に直接つけて、放置せずに洗濯洗剤で洗う。
食べこぼし、油のシミ…色柄物専用の液体漂白剤をシミに直接つけて放置せずに洗濯洗剤で洗う。
オシャレ着のシミ汚れ…オシャレ着用の中性洗剤でドライマーク又は手洗いコースで洗う。
全体的なひどい汚れ…酵素入りの洗剤を通常の使用目安の約6倍の濃さを溶かし、ぬるま湯で1時間つけ置きしてから、そのまま洗濯洗剤で洗う。
外出先のシミ抜きの手順
醤油、ジュース等…①水を含ませたティッシュで軽く濡らす。②乾いたハンカチやティッシュでシミを押さえる。輪ジミにならないように、外側から内側に向かって押さえていくようにしましょう。
口紅…①ティッシュで押さえて油分をとる。②石鹸があれば、ティッシュでおさえる。輪ジミにならないように外側から内側に向かって押さえていきます。
お洗濯の時のシミ抜きの手順
①蛍光増白剤を含まない衣料用洗剤や台所中性洗剤で、シミの周りから中心に向かって落とす。
②シミはたたいてほかの布に移す。輪ジミが出来ないように、シミの周りから中心に向かって叩くのがコツ。
最後に色落ちテストの仕方をご紹介します。目立たない箇所に濃い洗剤をつけて五分間放置して、白い布をあてます。
洗濯する際、お湯又はぬるま湯を使用するとより色落ちしてしまうので、水を使用するようにしましょう^_^