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個の力の限界

   GIVE & TAKE〜「与える人」こそ成功する時代〜という本から引用すると、人はギバー(人に惜しみなく与える人)、テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)、マッチャー(損得のバランスを考える人)に分類されるそうです。

   テイカーであるスターにありがちなのが、過信して、自分の力だけを信じて孤立してしまうこと。   結局、周りの協力無くして成功はありえません。

   スポーツの世界で顕著な例がサッカー選手のメッシかなと思います。誤解がないようにメッシはギバーだと思いますけどねw

   メッシは所属チームのバルセロナだと圧倒的なパフォーマンスを発揮するのですが、何故か母国アルゼンチンの代表チームに参加するとその輝きが薄れてしまいます。

   メッシはドリブル、パス、シュートどれも一級品で、一人で違いが出せる選手です。そのメッシですら、やはり周りのサポートがないとその神がかり的なパフォーマンスを発揮できません。

   不思議なもので、バスケのプロリーグであるNBAでもかつてはテイカーな選手がスーパースターになる傾向にありましたが、今はギバーな選手でなければ、スーパースターにはなれません。

   現在のNBAではスターがたくさんいて楽しいのですが、スターが成功収めようと思うと、ギバーとして振る舞い、周りとのシナジーを生み出さなければ、成功からは遠ざかってしまいます。

   どの分野でも、成功を求めるなら、ギバーとしたの振る舞うのが必須となってきていますね。